アンテナと感度 [其の壱]
- SS from monogrande
- 2018年10月13日
- 読了時間: 4分
更新日:2018年10月15日
そう遠くない未来に、
イケてる雑誌の編集に携わる人間に
それが今の僕の目標。
そこがゴールとは考えてないから、
夢とはまたちょっと違う。
その前後にどんな道を選ぶのか、
今持ってる人生設計も明日には
コレが面白そう
アレやったみたい
ソレ良いやん
Dreでも聴いて一旦休憩
Dr.Dre - Ring Ding Dong
https://youtu.be/wWJqt0u_TCs
なんてね。
そんな風に変化していく気がする。
絵空事にならないように、且つ
自分が宣言した目標だからって
それに固執しちゃって
自らの身を滅ぼさないように。
そんな感じのスタンスで
毎日生きてみよう。みたいな。
カッコよく言うと、人生の軸。
そんな大袈裟なもんじゃないか
アンテナと感度 其の一
written by SS
やりたいこととか全然ないから
しみしょーみたいに色んなこと
楽しんでやってるのが羨ましい
そんなことを言われることが
ちょくちょくありマシテ。
やりたい事も好きな事も
間違いなくある訳で、
素直に嬉しいし、
その言葉で頑張れる。
ただ、「いや、今のところただのちゃらんぽらんやでな」っていう自虐的なマインドは否めない。
まあその辺りは置いとこう。
本題に入りやす。
これまでにも、やりたい事、好きなことがないって人に散々出会ってきた。その時に、どうやって見つけたかと聞かれてもうまく答えられない自分がいる。
気づいたらやりたいと思ってたし
気づいたら好きだと思ってたから、
正直自分でもよくわからないし
ほとんど無意識で無自覚。
9歳までインドネシアに住んでて、その頃にサッカー人生をスタートさせて将来はサッカー選手になるんだと声高に唱えていた幼少期。
中学生になってからはひたすらに雑誌の世界に没頭。ファッションデザイナーになりたいだなんて夢を抱く。
黒板に連立方程式が並ぶ数学の時間も “水兵リーベ僕の船”とかなんとか周りがぶつぶつ言ってる理科の時間だって気にもせず毎日毎日自分の世界に浸ってデザイン画を描くことに夢中だった。
それもなぜか女の人の服ばっかり考えてた。こんな服着てる女の人好きだなぁ的な事をひたすら考えながら。
気持ち悪っ。
あれ?そいえば。
そんなことしてたから
理数系の学問に弱いのかな。
それから高校生になってもデザイナーになりてぇってひたすら思い続けて、気づけば総合学科ではお馴染みのあの2年間かけて書く論文のテーマもアパレルのこと。
進学先はバンタンか、モード学園か、とにかく専門一択。あの頃はデザイナーというよりもメイクアップアーティストだとか、人に直接的に作用するアートに興味が強かったかな。
あぁ若え。
でも結局は、恩師の導きもあって、3年生の夏休みになって急遽、名前すら知らなかった公立大学を志望校に設定。
あの時に彼の言葉を無下にして自分の指針に固執してたら今の僕は無いデス。きっと。
大学に入ってからすぐダンスを始めて、所属していたサークルのTシャツを作ったことがキッカケで忘れかけていたモノ作りの楽しが再燃。
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その火は日を増すごとに大きくなっていって、「俺は将来デザイナーになる。」そんな根拠の無い自信を帯びた宣言を自分の中でしてマシタ。今でもデザインの案件はちょくちょく請け負ってるし、ありがたいことにそれで実際お金をもらってる訳で。
仕事を振ってくれる人達にはいつも感謝してます。ありがとう。
長々と書き連ねたけど、つまり何が言いたいかというと僕の人生は現時点まで本当にやりたい事や好きなことに満たされ続けてる。
しかも上手いことにモノを作るという軸では繋がり続けてる。ここは振り返ってみて本当に誇りに感じてマス。
あ、勿論サッカー選手は除いて。
とまあ、だからこそ、やりたいこと好きな事がないって言ってる人に理解を注げないんだと思ってマス。
でもでも、
こうやって、
文才のカケラもないタラタラした僕の文章にここまで付き合ってくださってくれたあなたももしかしたら、「そんな感じで言われてみれば、好きな事あったわ」って風に感じてるかもしれない。
本当に物事に興味がなくてただ呆然と生きてる人なんかほとんどいなくて、
当たり前になってしまった無意識の中に自分のやりたい事や好きな事が埋もれちゃってる人が多いだけなんだと、僕はそう思いマス。
意識していないだけで、
なんかあるはず。
暇な時にふとスマホで眺めてしまうのは、youtubeにアップされてるNBAのスーパープレイ集だったり、バックパッカーのブログだったり、もしかしたらNIKE SBのスケートボードムービーだったり?
そういう無意識の中に実は自分の好きな事があるんじゃないですかね。
次回は、アンテナと感度というこのコラムのタイトルに込めた今の部分に触れつつ、やりたい事を見つける方法を提案出来ればなと思ってマス。
ハードルは上げすぎず足首程度の高さに設定してもらって、それでも一応締まりもいいので言っておきます。乞う、ご期待。
WHIZ MAGAZINE編集長
SSことしみしょー
でした。
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