Chance The Rapperが放つ大阪・舞洲の夏
- SS from monogrande
- 2018年10月2日
- 読了時間: 5分
更新日:2018年10月3日
お待たせしました。
夏が終わり秋が訪れた頃に
やって参りました、
夏の思い出。の巻。
p.u.s.hさんのコラムタイトルを
借りると、いわばこれは回想録。
よし、長くなりそうやけど
頑張って書きます。
ついてきてください。
早速ですが、
グラミー賞って知ってます?
世界中でバカ売れした
アーティストに贈られる
超超超偉大なスゴイ賞。
その賞を貰うには
ちょっとしたハードルがあって、
これまでだと
「アメリカにおいて一般的な流通形態で商業的にリリースされたもの」で「有料で売り出され、購入できる作品であること」 っていう規定の上で、バカ売れしないともらえなかった賞。
もらえなかったってところが重要で、今はご存知の通りapple musicやSpotify等、音楽はストリーミングで聴く時代。
みなさんはどっち派ですかね。
ぼくはspotifyからこの度、
apple musicに移行しました。
まあそれはどうでもいいか。
とまあ、そんな時代の中で、
グラミー賞陣営の度肝を抜いた
半端じゃない男が現れた。
-Chance The Rapperが放つ大阪・舞洲の夏
よし、やっと書ける。
サマソニのこと。
今年の夏の暑さについては
何回も僕のコラムで愚痴らせて
もらったので、
今回は褒めちぎります。
*今回のメインは
Chance The Rapperについてなので
途中サマソニちょっと逸れます。
とりあえず、
まずはサマソニについて、
まあ知らない人はいないと
そう思いつつもいちよ紹介。

2000年8月、都市型フェスティバルとして産声を上げた“SUMMER SONIC”。 サマソニの魅力は東京、大阪の中心部から約1時間で会場にたどり着けるという都市型ならではの利便性にくわえ、ジャンルを超えた多彩なラインナップが大きな魅力。
この説明いるかなってくらいに
みんなのイメージするそのまま。
そのくらいにサマソニってイベントが
世の中に浸透してるって考えると
すごいな~ホントに。
レゲエで言うならハイエスト
ダンサーで言うならJDDやOSN
スケーターで言うところのX GAME
そんな感じかな。
フェスといえばサマソニ。うん。
FUJIも捨てがたいけどね。
ちなみに上の写真はメインステージで
この日一番のとんでもない人数を
擁してブチ上げてた
ONE OK ROCKのステージ。
高校生の時は
まさかこんなにワンオクが
でかい存在になるとは。。。
そんなこんなで大阪は舞洲で
行われたDAY1に参加。
入場してすぐ向かったのは勿論

ビール。
夏の外で、
しかも昼間っから飲む
ビールってなんであんな
旨いんやろ。
で、TOSを聴いて
テンションにエンジン掛けて、
ONE OK ROCKにMIKE SHINODAに
色んなアーティストのステージを
通してギアを一つずつ上げていく。
昼休憩にタコライス食べて
いよいよお待ちかねの
こんなに端っこに写ってるのに
オーラがもうYABAI。
この男こそが冒頭で述べた
半端じゃない男。
その名も
Chance The Rapper
アメリカはシカゴ出身、
25歳の今ノリにノリまくってる
若手ラッパー。
全然関係ないけど僕の姉とタメ。
めちゃくちゃスゴいやつで、
この人が来日するって聞いて
すぐさまサマソニに行くことを
決意したっす。
この男の何がスゴイのか。
それは、この人はなんと
「楽曲販売をしない」RAPPER。
無料ダウンロードと
ストリーミング配信だけで
世界中のRap好きを射止めた。
彼の言い分だと、
「俺は金が欲しくなったら
CDじゃなくてライブで稼ぐ。」
音源を多くの人に届けて、しっかりとチェックしてもらった上で音楽はやっぱり生で届けたい。だからライブをして観衆を楽しませる。
それがこの人の信条。
イケてる。
今の時代の流れをポジティブに
受け入れた上でアナログな
エンターテイメントも忘れない
そんなにもイケてる
この男の存在に
グラミー賞陣営も
"あいつイケ過ぎてるし
これは賞あげなあかんやろ!
もう規定変えてまおや!"
ってなったみたいで、
グラミー賞のノミネート条件として高いハードルとして立ちはだかっていた、"有料で売り出され"た作品という規定を改めちゃった。
これがどれだけのことか、
想像は容易につくと思います。
そんなカッコよすぎる男の
来日公演。
行くしかないでしょってことで
やってきたサマーソニック大阪
出番30分前には最前線で
ハイボール片手にスタンバイ。
彼の作る音楽が大好きで、
今か今かとその時を
待ってた訳なんですよ。
なのに、
それまでのマイクシナダ、ワンオクと比べると同じメインステージとは思えないガラガラ加減。
「やっぱまだHIPHOPって今の日本ではまだ浸透しきれてないんかな、、」
ってちょっと凹んでた。
けど、
最前線はやっぱりアツかった。
海外勢もドレッドの兄ちゃんも
飛び回って、踊り狂って、
超いい空間。
さすがグラミー男。
セットリストとしては
Mixtape
Blessings
Angels
Sunday Candy (Donnie Trumpet & The Social Experiment)
Cocoa Butter Kisses
65th & Ingleside
Work Out
I'm the One (DJ Khaled)
No Problem
All Night
Same Drugs
アンコール
Blessings (Reprise)
個人的に印象的やったのはNo Problem, All Night, Same Drugsの三連打。ランディー、掛布、岡田のバックスクリーン三連発を彷彿とさせるあの終盤の畳み掛け。えぐい。
あとは、I'm the oneの時には
スクリーンにみんな大好き
Justin bieberがデカデカと。
改めてラッパーの凄みを
体感させられたなぁ。
まだまだ感想言いたい。
言いたいけど、
一曲一曲感想言いだすと
きっと止まらないんで、
自重しますね。
とにかく今回は
Chance The Rapperっていう
イケてるRAPPERを
紹介したかったのでがっつり
書かせてもらいました。
セットリストに上がってる曲から入ってもらってもいいし、いくつか前の記事で書いた中で取り上げた曲を聴いてもらってもいいので、是非一度彼の作る音楽を聴いてみてほしいです。
ギャングスタラップから入るとHIPHOPってやっぱ近寄りがたいなって感じる人も多いかなと思うけど、きっと Chance The Rapperの作り出すHIPHOPの世界観は良い意味での万人受け要素があるとぼくは思います。
ここまで読んでいただいたあなたのライブラリにも、明日にはHIPHOPというジャンルが加わっているとそう信じて。
めっちゃ長くなっちゃいましたが、極力 Chance The Rapperってフルで明記し続けたのでそろそろ頭に刷り込まれた頃じゃないっすかね。
読んでくださって
ありがとうございました。
次は何書こうかなって
まだ浮かんでこないけど
ここいらで失礼します。
以上、
WHIZ MAGAZINE 編集長
かっこよく言うとチーフ。
しみしょーことSS(ダボエス )
でしたー!
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