top of page
検索
  • 執筆者の写真SS from monogrande

01 Meets × Agriculture 「転機」


WHIZ MAGAZINE初めての特集となる

今回のテーマは、

「Meets × Agriculture」



 Agriculture=農業。そのまんま。笑


 最初の特集でどんなことを取り上げようかな~と思いを巡らせていた時に、ふと地元・加古川で面白そうなことしてる人がいることを思い出した。


 そう、それこそが、羨ましいくらい爽やかな笑顔で写真に写る、こちらのお方。


喜多さん (@kankimai.079)


 農機具屋で働きながら、「安心安全」「自然共生」をコンセプトに無化学肥料・無農薬でお米(神喜舞)と野菜(農宴神喜)を栽培。




”農機具屋で働きながら” 

ここが大事。


仕事に行く前に農作業をして、

仕事を終えてからもまた

田畑と向き合う。


そんな生活をしているんだとか。

スゴすぎる。


僕も平日は毎日出勤して、

土日は居酒屋でアルバイトって生活をしてるけど、それだけでもう結構しんどい。


もしも自分が

「仕事の前後に毎日畑作業しろ」

って言われたらもう、

意図的に毎日寝坊する。


そんでもって仕事終わりも直帰で

冷蔵庫開けてキンキンのビール。


だめだこりゃ。笑


だからほんとに凄いっす。

喜多さん。カッコいい。




ー 我が子を想う親心、そして祖父へのリスペクト


 18歳のころからレゲエの世界に足を踏み入れ、プレーヤーとして過ごした青春時代。その後は、若手が伸び伸びと音楽に浸れるような環境を提供したいという思いから、自宅を簡易スタジオとし、音楽仲間たちに遊び場を提供。


喜多さん

 同時に、高校を卒業後は工業高校で学んだことを活かせる会社に勤め始め、2011年4月に現在の農機具会社に転職。


(以後 SS=S、喜多=喜 )


ーーーーーーーーーー


S:転職したきっかけを教えてください


喜:前に勤めていた会社は、その仕事がしたくて決めたわけじゃなくて。当時は音楽を中心に考えていたから、苦じゃなければイケるかな~と思ってて。そしたら実際苦じゃなかったんです。それなりの収入があって、土日も休みで、時間的な条件部分も満足してましたね。


S:分かります。好きなことをする余裕を持てるのってのは大きいですね。


喜:でもやっぱり、音楽を辞めて仕事がメインになってきたときに、やりがいもなくただこなしてるだけのこの仕事を、定年までの何十年間っていう自分の時間を使って続けていくのはどうなんかなと考えたんですよね。

どうせ同じ時間を使うんだったら人生でもっと楽しいと思える時間を増やせるような仕事がしたいな~って考え始めました。


S:んんん~なるほどっ

(意味=いやもうほんまそれです間違いないです!!!)


喜:そこで、少前から興味があった農業に携わることを考え始めましたね。


S:なぜ興味を?


喜:もともと、祖父母が農機具の会社を立ち上げて、それと並行しておじいちゃんが米作り、おばあちゃんが野菜を作ったりしていました。昔はそれが当たり前だと思っていたけど大人になってから考えてみたらホントは全然あたりまえじゃなくて。

 子供が生まれてから、原発事故問題などを通して改めて食について考えるようになった時に、自分たちで出来るならやってみたいなと思いました。それにプラスして、昔からかわいがってくれていて、人としても尊敬するおじいちゃんに対して、農業に関わることを通して何か出来たらなぁと。




一旦ここで切ります。

ごめんなさい。笑


パート01、初回である今回は、

喜多さん自身が転職に至るまでの経緯について

そのインタビュー内容だけをまとめた。


喜多さんにとってこれは、

過ごしてきた時間のイチ通過点かもしれない。


でも僕らの世代には結構刺さるものが

あるんじゃないかな。


自分の好きなこと、おもしろいことを

仕事にするって理想的だけど

やっぱりそう簡単じゃない。


でも、それがアバウトであっても、

なにかしら軸を持って新しいことに

挑んでみるのもいいんじゃないかな。


最初は直接関係ないことでも、

目標に活かせるかもしれないことって

いっぱいあるはず。

喜多さんのように、もしかしたらそれは

身近なところにあるかもしれなくて。


常にアンテナを張って、


「気になる」を掘り下げて、


「やってみたい」をやってみる。


喜多さんの転職から、

改めて自分の目標への道みたいなモノが

楽しみになってきた。


就活生とか、社会人一年目の人には

ちょっと耳が痛い話だったかも。申し訳ない。


でもこれがもしも

そのヒトたちにとっていい意味で

影響を与えられたら、めっちゃ嬉しい。




続きもお楽しみに。




NEXT 

02 Meets × Agriculture 「回帰」




※追記


今回の取材後、喜多さんから 

転職のきっかけについて

伝え忘れたことが!とわざわざ

ご親切にもメッセージを

いただきましたので、最後に

追記として伝えさせていただきます。


ーーーーーーーーーーーー


(転職までの経緯の中で、)

 友達の畑で採れたての無農薬ピーマンを生で食べさせてもらった時に、そのピーマンがとても甘くて美味しかった。

 苦いというイメージがあったピーマンだけに、

栽培方法や新鮮さでこんなに違いがあるのかと衝撃を受け、農業、無農薬栽培というのにより興味をもつようになった。


ーーーーーーーーーーーー


実は、僕、SS(ダボエス)は

ミニトマトが大嫌いなんです。

そんな僕も喜多さんの畑で育ったトマトをいただきました。


気を遣ってとか、すでに死語となりつつある”忖度”とか、そういうの全部なしで

ほんとに甘くて、僕でもスっと食べれました。


流石に「嫌い」から大好きもっと食べたい!

までの飛び級は難しかったけど、

あのミニトマトなら何も嫌じゃない。


実際、お土産に頂いたミニトマトを

家に帰ってから6つ頬張りました。笑




では。また。

閲覧数:142回0件のコメント

Join our mailing list

Never miss an update

bottom of page